早いもので2020年もあと10日間を残すところとなりました。

毎年12月のマミーズはXmasコンサートなどを控えみんな大好きワクワクキラキラのXmas曲を練習していましたが、今年はまったく予定のない寂しい年末です。

今年の活動を振り返れば2月にママさんブラスバンドのジョイントコンサートに参加したのを最後にコロナ感染拡大に伴い3月から活動休止となっていました。

このジョイントコンサートでは個性あふれるママさんブラスの方々と交流ができ、今後の活動に広がりも期待したのですが、音楽どころではなくなってしまいました。
もちろん私たちの活動のメインだった夏のコンサートも開催延期となりました。楽しい企画満載でしたが、うーん残念…

私にとってマミーズの活動は楽器を演奏する場所というだけでなく、音楽を通じてたくさんの人と繋がることができるかけがえのないものとなっています。
子どもと大きな楽器を抱えて練習場に集うメンバー。汗だくで来て笑顔で帰る。そんな練習風景をとても大切に思っていました。

日常だったものが非常になってしまった…

ママである私たちはコロナから家族や周りの人々を守ることを優先しゴールの見えない日々を過ごしています。
立ちすくむ状態から少しでも動き出したい!やっぱり音楽からもらえる元気ってある!
その思いで執行部では状況をみながら話し合い、11月と12月に2回づつ、できる感染症対策を行い練習を再開しました。
個人練習中心、参加者も少数で壁を向いての練習でしたが、久しぶりに会えたメンバーの顔、声、楽器の音に私の心がじわっと温かくなりました。

不要不急って言葉がよく聞かれましたね。音楽って不要不急?考えた私の答えは今は不急でもしょうがない、でも決して不要ではない!

この冬で感染者が増え一層の自粛を求められています。2021年の練習もまだ状況をみながらとなりそうですが、以前のようにみんなで合奏ができる日まで急がず焦らず待ちたいと思います。

マミーズメンバーの皆様、ご家族の方々、そしてマミーズの演奏を楽しみにしてくださっている方々。
本年は大変な1年となりましたが、皆様ご自愛いただき楽しいクリスマスとよいお年をお迎えください。
来年は今年できなかった分まで思いの詰まった演奏活動ができることを心より願っています。

cond おけい